タイ・プーケットで現地の友人宅でディナー

海外には何度か行っておりますが、特に楽しかったのはタイのバンコク・プーケットです。一人旅での旅行でバンコクには3カ月、プーケットには1週間ほどの滞在でした。目的はリフレッシュでした。暖かい土地でのんびりとすることで気分転換になりました。週に3回英語の語学学校に通いました。日本人の価値観とは違う新たな価値観を学びました。まったく英語での会話ができなく、苦手意識が強かったのですが、英語でしかコミュニケーションがとれないという環境で、生活力がつきました。貴重な経験でした。

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観光ではお寺に行きました。観光客が金箔を購入し、仏像に貼り付けていくのが印象的でした。参拝者の善意で仏像がキレイに黄金を保ち続けているという発想は新鮮でした。また、プーケットでは海が印象的でした。人がたくさん集まっており、サービスが充実しているビーチから、きれいなビーチにも関わらず、人が少なく、まるで海を独占したかのような風景もありました。

食事はタイ料理を食べることが多かったのですが、日本食、韓国料理、中華なども豊富に揃っており、不自由しませんでした。タイ料理では独特の辛さがダメで、おなかを壊すこともあったので、必ず、「Not Spicy」と言うようにしたところ、店員さんがオススメを教えてくれ、それを食べるようにしていました。

縁があり、友達の家で食事をさせていただく機会もあり、大勢で料理を囲み、床に並んだ料理を食べるという経験は貴重でした。家族だけでなく、近所の人も一緒に食事をしており、昔の日本もこんな感じの時代があったのだろうか?と考えさせられました。

向こうで現地の友達ができ、色々なところに連れて行ってもらいました。友達の自宅ではキッチンは基本なくて、簡易キッチンを作って、お湯を沸かす程度の設備で、カップラーメンなどを少し常備している程度で、冷蔵庫もなく、料理はしない様子でした。なんでだろう?と疑問に思っていたところ、タイの人はほとんどが外食で屋台等で食事を済ませるそうです。日本人は「いい天気ですね」とあいさつをしますが、タイ人は「食事はした?」とあいさつをするようで、最初はとまどいました。観光はあまりせず、現地のそういったところを見れたことが楽しかったです。

また、共用語は英語でしたが、意外と読み書きができない人が多く、スピーキングやリスニングは困らないという感じで、びっくりしました。残念なのが、あとでSNSでつながったのですが、メッセージが読めない書けないなので、日本に戻ってからはコミュニケーションが減ってしまったことです。

近所に赤ちゃんがいたのですが、いつも違う近所の人が抱っこしているもので、誰が本当の母親なのか、結局わからないというほど、地域の信頼が厚く、あたたかい人間性に触れることもできました。これらは、日本で住んでいては味わえない貴重な経験として、また、楽しい思い出として残っています。

お酒は基本飲まないのですが、BARに行き、雰囲気を楽しむのが好きでした。夜の街はまた、その装いが変わって楽しいものでした。そのBARに鈴が吊るしてあり、真横にあったので、チリンチリンと何気なく鳴らしてしまったのですが、それが大失敗でした。その合図はお客さんがお店の皆に一杯おごるよー!という合図だったらしく、知らない人達にお金を払う結果になってしまいました。ただ、みんな明るく楽しく飲んで感謝してくれたので、よかったですが、想像以上の出費になってしまいました。

プーケットの出来事でしたが、ほんとうにいろんな国から来ており、別荘をもっている外国人が、普段使わないあいだ、現地の人に貸している。などの話が聞け、BARにいた観光客と触れ合うきっかけになりました。そういった見聞はお金には換え難い感動があり、大失敗はしましたが、それが、本当は大成功だったのかもしれません。異文化を知るということは、同時に自分を知り、変えていけるという可能性を感じた旅でした。

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